盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

ハミングバードは、心理療法カウンセリングのセラピールームです

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11月

惨めになるための15の方法

1.   誰かが幸せにしてくれるのを待っている。

2.   不幸を自分以外の誰かのせいにする。

3.   時間やお金や交友関係について、「もし~さえあれば」という言葉を、ことあるごとに使う。

4.   自分が持っているものと人が持っているものを比べる。

5.   いつも深刻である。

6.  常に全責任を背負い込む。

7. いつも、あらゆる人を喜ばせようと努める。(決してノーといわない。)

8.    人を助けるが、人に助けてもらおうとしない。

9. 自分の欲求を重要視しない。

10.人にほめられても信じないで疑う。

11.人の言葉を大げさにとる。

12.いつも冷静で恰好よくいようとする。

13.変化に徹底的に抵抗する。

14.完全無欠でいようと頑張る。

15.  いつも過去か未来に生きている。

                               (Chika)

 

 

 

 

苦しみの最大の原因

「私たちの苦しみの最大の原因は、私たちが自分自身につくウソだ。(The greatest source of our suffering are the lies we tell ourselves.)」

今読んでいる、トラウマ治療に関する本、The BODY KEEPS the SCORE(Bessel Van Der Kolk, M.D.著)に出てきた言葉です。

 

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Van Der Kolk博士は、アメリカの精神科医であり、PTSD治療の先駆者であり、第一人者ですが、先日、彼のセミナーをWebcastで受けて、とても興味深かったので、今回渡米した時、本屋さんに立ち寄り、この本を買ってきました。

冒頭の言葉は、Van Der Kolk博士の先生だったElvin Semradという人が言った言葉だそうで、この先生は、私たちは、経験するあらゆる側面において、自分自身に正直でなければならない、といっていたそうです。

この言葉は、とても腑に落ちました。

心の病気は、私たちがあらゆる体験において、自分に正直であり続けることを許せば、起こらないのだと思います。

自分の心を偽って、思ってもいないことを口にしたり、思っていることを言わなかったり、感じていることを感じていないふりをしたり、見えているものを見ないふりをしたりしなければ、ストレスが細胞に刻み込まれることはなく、したがって心は病気には(ひいては体の病気にも)ならないのだと思います。

このElvin Semradという先生に関して、Van Der Kolk博士は、もう一つ、印象的なエピソードを挙げています。

博士がまだ学生の頃、

「先生、この患者は、統合失調症(Schizophrenia)だと思いますか、それとも統合失調感情障害(Schizoaffective Disorder)でしょうか。」と聞きに行くと、

この先生は、考え込んだふりをして、

「私なら、この人をMichael McIntyre(患者の本名)と呼ぶよ。」

と答えたそうです。

診断名に囚われず、その人自身を見よ、ということ。

これは、私も本当にそう思います。

診断名はある意味貼られたレッテルに過ぎず、このレッテルは、診断する側によって、患者のその時の状況によって、常に変わりうる。精神疾患の診断名自体、人間が考え出したものに過ぎない。精神疾患の名前も、精神医学界の偉い人の一言で、変わったり、新しくできたり、なくなったりするものです。

そんなものに迷わされず、患者自身を見なさい、という教えは、素晴らしいと思います

こういう人は(そして、その言葉の価値がわかるVan Der Kolk博士も、もちろん)、患者を深い部分から理解して、その真のニーズを把握しながら、優れた治療を施すことができる、本物のセラピストなのだと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                             (Chika)

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカでセミナー受けてきました。

先週、オレゴン州ポートランドで開催された、PTSDの、とある治療法に関するセミナーを、3日間にわたって受講してきました。

ハードスケジュールだったので疲れましたが、とても充実した日々でした。

アメリカの精神医療のセミナーは、とても質が高く、いかにして精神疾患を治療するか、という具体的で実践的な内容のものが多いので、私は大好きです。

もう少し落ち着いたら、またこのブログ上でも、今回学んだことをシェアしていきたいと思います。

                                              (Chika) 

 

 

 

セミナー会場となった、ポートランドのダウンタウンにあるホテル。

 

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ホテル付近の街並み。紅葉がきれいでした。

 

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臨時休業のお知らせ

セラピールームハミングバードは、11月9日から11月15日まで、お休みさせていただきます。

その間、メールによるお問い合わせ、お申し込みは受付しておりますが、返信は16日以降になりますので、ご了承ください。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

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視野を広く保つ

呼吸が浅くなっている時、肩に力が入っている時は、視野が狭くなります。

肩から上に氣が集まりすぎて、頭に血が上ってしまうので、冷静に考えることができなくなり、視野がせまくなるのです。

こういうときは、深い息をついて、大きくゆったりした呼吸を意識的に何度か繰り返し、同時に肩の力も抜きましょう。

そうすると、視野が開けて意識が拡大するので、今まで気づかなかったことに気づけるようになったり、より客観的に状況を捉えることができやすくなるでしょう。

 

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