盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

ハミングバードは、心理療法カウンセリングのセラピールームです

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10月

外の世界で目に入るもの

なにかが自分の心の中を大きく占めていると、外の世界でも、それをいたるところで見てしまうようになります。

例えば、心の奥深くに、見ないようにしている未解決の恐れがあれば、恐れを感じるような対象に引き付けられ、出会ってしまいます。

古い怒りを押し込めたまま生きていると、それが引き出されるような人や状況に、いたるところで遭遇するでしょう。

誰かに力で支配された経験があり、権力を嫌悪している人は、コントロール欲求の強い人がいたるところにいるように思われ、また、現実に、職場などでそういう人と出くわし、さらに不自由で窮屈な体験を重ねる傾向があります。

このおうに、意識の奥に潜んでいる恐れや怒りなどの不快な感情は、繰り返しそれを誘発する外の世界のできごとにより、さらに強化され、自分の中に定着するようになっています。あなたが、それに気づくまでは。

もし、自分のパターンに気づいて、心の奥深くにある傷を癒やすことができれば、もう、それを呼び起こすような人や状況には出会わなくなっていくものです。なぜなら、波長が合わなくなるからです。

ここまで、ネガティブな要素にばかり触れてきましたが、同じことは、自分の潜在意識を占めるいいものに関しても当てはまります。

美しい意識をたくさん抱いている人は、外の世界に多くの美しいものを見出しますし、優しさがあふれている人は、優しい人や状況に出会うでしょう。

愛が深い人は、外の世界に、愛をたくさん見出すでしょう。

つまり、人は、概して、自分の中に存在するものを、外の世界に投影して見るということです。

これは、今、自分の周りに見えるものが好きではないのなら、自分の内面を変えればいいということにもなります。

自分の人生を好きなように作りかえる秘訣が、ここにあると思います。                                                                                                                                            (Chika)

 

 

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トラウマの真実(2)

トラウマの真実(1)のつづきです。

Bessel A. Van der Kolk博士によると、複雑なトラウマ体験をした人は、愛着面において問題を抱えるようになります。結果として、社会で人と関わっていくことが困難をきたすことが多いです。

人間の脳は、おおざっぱに分けて、前面が新しい脳で、後ろ側が古い原始的な脳になります。前面の新しい脳は、主に体の外で何が起こっているかにフォーカスし、人との関わりに関心を向け、属する社会や文化に適応するような行動をとるよう促す役割を果たしています。これに対し、後ろ側の古い脳は、動物的な本能を司り、体の中で何が起こっているかを監視する役割があります。

前面の社会脳は、平常時には活発に動いているのですが、非常にショッキングな体験をして、「戦うか逃げるか」南濃を起こすと、動きが鈍ってゆっくりになります。代わりに、後ろの原始脳が活性化し、サバイバルモードになります。この状態になると、周りで何が起こっているか注意を向けて、人とつながったり、交流を図ったり、ということができなくなります。

自分が生き残るため、身を守ることにすべての関心が行くので、自分の中だけで精いっぱいになり、外の世界の出来事を捉えて、味わい、体験するという余裕がなくなる、というわけですね。

そもそも、社会性を持ち、人との交流を図る、という行為は、「安全である」という前提がなければ、本当の意味できないことです。(うわべだけならできるかもしれませんが。)

脳の扁桃体は、危険を知らせてくれる煙探知機のような役割を持っているのですが、トラウマ体験をした人は、ここが「異常に敏感な煙探知機」のようになってしまい、あらゆるところに危険を察知してしまうようになります。こうなると、生存のために自分の中で起こっていることにばかり意識が行くので、人や社会とうまくつながることも、当然できなくなります。

かつ、人との関わりでひどく傷ついて、トラウマになった人は、「他人=安全ではない。害を及ぼす敵である。」という意識が根底にあるので、身を守ろうと見えない敵と常に戦おうとして、非常に消耗します。

過剰反応を起こしている脳を鎮めて、無駄な戦いをやめて、恒常的な生き残りモードから抜け出すためには、「安全だ」という認識を脳に持たせることが必須なわけです。

「危険は去った。あれは過去のことだ。今は安全だ。もう戦わなくてもいい。」という意識を、改めて植え付けるためには、Bessel A. Van der Kolk博士は、ヒプノセラピーなどが効果的であること、また、想像力を呼び起こし、実際に起きたのとは違う結末を思い描き、様々な可能性があることを認識させることにより、前頭葉を活発化させることの重要性なども説いていました。

私としては、現実に起こったのとは違うストーリーを描き、信じ込むことは、なかなか難しいと思うのですが、何が起こったかよりも、それをどうとらえるか、自分にとってどういう意味があるかの方が、実際 には重要だと思います。そして、その部分は、変換することが可能です。

過去のショッキングな出来事に、建設的な意味を持たせることができれば、過去の記憶は大きく書き換わるし、それによって、人や世界は安全ではない、という思考の上での刷り込みや体に染みついた感覚もなくすことができます。そうすれば、人とつながって、意味深い交流を図り、幸せな人生の構築を再開することは全く可能だし(なぜならそういうケースを臨床上見てきているから)、それがトラウマを乗り越えるということだと私は思います。    (Chika)                              

 

 

 

 

絶望的な状況はない

今日は、最近買った、お勧めの本をご紹介します。

「人生はニャンとかなる!」 (水野敬也・長沼直樹著 文響社)

 

「明日に幸福をまねく68の方法」という副題がついていて、中には、猫の写真とともに、古今東西の偉人のエピソードや名言が、たくさん紹介されています。

この偉人たちの言葉が、結構よりすぐりなのです。センスがよく集められているなと感心しました。

私が一番印象に残った言葉は、ハインツ・グデーリアン(ドイツの軍人)の、

「絶望的な状況はない。絶望する人がいるだけだ。」

というもの。うん、確かにその通り(^-^)/。

そして、一番印象に残ったエピソードは、発明家エジソンの話。

エジソンの研究所だか工場だかは、ある晩、火事になって燃えてしまったのだそうです。

それを見たエジソンは、嘆き悲しむどころか、炎の美しさに恍惚となり、その場でお父さんに電話をして、きれいだから見に来るよう、言ったのだとか。

そのとき、煙で明かりがよく見えないのを見て、エジソンはサーチライトの発明を思いついたのだそうです。

エジソンて、本当に自由な心を持っていたのだなあと思います。

身に降りかかる出来事や置かれている状況に支配されず、軽やかで自由な精神を持っていたため、天とつながってインスピレーションを次々に受け取ることができたんですね。自分の心に、邪魔して阻む余計なものが無ければ、本来、人間は誰でもそうであるように。

先に紹介したハインツ・グデーリアンの言葉のように、

この状況が起きた=悲惨、絶望的

というのは、本当は、その人の捉え方に過ぎない。

災い転じて福のことわざ通り、一見不幸な出来事には、必ず幸福の種が潜んでいると私は思っていて、その種を見つけて、育てて、花を咲かせることができるのは、状況や物事にとらわれない、柔軟性のある、エジソンのような人なんだと思います。

ちなみに、エジソンは学校では落ちこぼれだったそうですが、そりゃそうだろう。型にはまった教育は、彼のような人にはつまらなくて退屈だっただろうと思います。                                                                                                                                               (Chika)

トラウマの真実(1)

先日、アメリカの精神科医で、トラウマの研究・治療の第一人者である、Bessel A. Van der Kolk博士のセミナーを受けました。といっても、セント・ルイスで行われているセミナーを、日本に居ながらにして、ウェブキャストでライブで受けたのですが(おかげで徹夜だったのですが)とても興味深い内容で、勉強になりました。

なので、その内容を、ほんのさわりだけですが、いくつか取り上げ、私が臨床上、経験し、理解したことと合わせて、ここでシェアしたいと思います。

①トラウマの言語は、言葉ではなく、感覚である。

トラウマを受けた人というのは、心身が「戦うか逃げるか反応*」になったまま、抜け出せなくなった状態にある。(*戦うか逃げるか反応=危険を察知したとき、他の感覚がすべてシャットダウンし、闘って相手を倒すか、走って相手から逃げるか、いずれかの手段を取るために全神経が集中すること。この時、体は、アドレナリンを放出し、素早く動けるよう、心拍数があがる・筋肉が収縮する・呼吸が早まる等の準備をする。)

トラウマは、体に感覚として染みついているものなので、何が起きたかを言葉で語るよりも、体の感覚を変えてあげる方が、症状の軽減に役立つ。なので、例えばヨガなどの実践は効果が高い。EMDR(指の動きに合わせて、眼球を左右に動かす治療法)も、感覚をシフトさせるのに役立つため、トラウマには高い効果が期待できる。トラウマの癒しには、トラウマとなった出来事を追体験したり、その詳細を言葉にして語ったりする必要は、必ずしもない。

②トラウマを受けた人は、過去に生きている。

ひどく衝撃的な経験をして、それがトラウマになった人は、そのまま時間がとまったかのように生きてしまう。その時の感覚のままに現実を見て、周りのあらゆるものにトラウマの原因となった事象を投影する。結果として、目に見えない危険から身を守るため、常に緊迫した状態にある。「その経験はもう終わったのだ」いうことを、本人の意識にわからせることが、トラウマ治療の最終目標である。

③トラウマを受けた人は、自分の内面を見つめることを恐れる。

トラウマを受けた人は、体の感覚を遮断してしまって感じることができず、自分の内面を見つめること、気持ちを感じることを、なんとかして避けようとする。なぜなら、自分の中に潜ると、恐ろしいものを見なければならないと感じるから。呼吸も浅い人が多い。なぜなら、深い呼吸は、感覚とつながり、自分自身の感情を再び感じることを、許容してしまうから。なので、アルコールやドラッグ、その他の対象に耽溺して、感覚や気持ちを紛らわせる人が、トラウマの患者には多い。けれども、それは逆効果で、逆説的だが、トラウマの克服には、自分自身とつながり、感覚や気持ちを再び感じることが、必須である。

まだまだ、セミナーからくみ取ったことは多いのですが、今日はこの辺にしておきます。また機会があれば、まとめて書くかもしれません。

ちなみに、Van der Kolk博士のお父さんは、強制収容所に囚われていた経験があるのだそうです。はっきりとは言っていませんでしたが、ニュアンスから、多分、第二次世界大戦中のナチの収容所だと思われます。お父さんは、強制収容所から釈放されて帰宅したのち、酒に溺れて、幼い子供だった博士に暴力をふるったのだそうです。

私がアメリカで参加したトラウマのセミナーのプレゼンターは、ほぼ例外なく、自分自身が筆舌に尽くしがたいトラウマを潜り抜けて生き延びてきた人ばかりでしたが、博士もおそらくそうなのだろうと思いました。

ちなみに、この博士はDSM-Ⅳ(すべての精神病が分類され、その診断基準が詳細に記載されている、精神医療従事者のマニュアル的な本)のトラウマに関する執筆も手掛けた有名な人のようです。素晴らしい業績を残した多くの人がそうであるように、この人もまた、逆境を昇華することにより、自己実現を果たした一人なのだろうと思います。

                                                     (Chika)              

 

 

コールバーグの6段階の道徳レベル

社会・心理学者のコールバーグは、道徳や倫理の規範を、次の6つの段階に分けて考えました(Kohlberg’s six stages of morality)。 

正しい行いをする理由が

①罰を避けるため

②ご褒美をもらうため

③いい人だと思われたいから

④法律を信じているから

⑤社会の決まり事を信じているから

⑥自分の心に照らし合わせて、正しい・間違っていると感じるから

 

今の社会においては、子供のしつけや学校教育は、まだ①、②あたりが主流であり、大人になっても、社会はせいぜい⑤あたりまでを規範として動いているように思います。

私個人としては、法律よりも社会制裁よりも、自分の良心の方が怖いので、なるべく⑥を基準として生きたいなと思っています。

けれども、何が正しくて、何が間違っているとみなすかは、人によって違いますよね。

正解って、本当はないんだと思います。

カウンセリングをしていて、何かを質問したとき、たまに、正しい答えを言おうとして一生懸命になったり、間違った答えを言わないか心配して、口ごもってしまうクライアントさんがいらっしゃいます。

そういうとき、私は、

「思ったことをそのまま言っていいですよ。正しいとか間違っているとかないから。」

といいます。

なぜなら、その人がその時本当にそう思ったなら、その答えはその人にとって真実なのだから。

私がセラピストだからといって、私の言うことが、その人にとって正しいとは限らないのです。

ちなみに、カウンセリングのとき、私は誘導尋問をしないように、極力気を付けています。誘導尋問というのは、質問する際に、こちらが想定した正解にたどり着くよう、相手を導くことです。

私がなにかを質問するときは、通常、その人の中に何があるのか、純粋に知りたいと思ってしているので、こちらで答えをあらかじめ想定せず、白紙の状態でしています。

そのほうが、私の限られた思考に制限されたりせず、想定もしなかった役立つ情報が、クライアントさんの中から出てくることが多いのです。

話が少しそれましたが、もし、他の人を感心させたり、喜ばせたり、それが社会に受け入れられそうな無難な回答だから、というのを基準に答えを見つけるなら、それって、誰にとっての真実?と思います。

一人一人が、自分にとっての真実を追求して、自分の心が正しいと信じることを行っていくなら、自分以外の誰かの真実にしたがって生きる、一見楽だけど本当は苦しい生き方をせずに済むはず。そして、(今まで何度も歴史の上で繰り返されてきたように)人々が周りに流されて、社会が誤った方向にいってしまうことも、防げるんじゃないかな、と思います。                                                                                                                                                                                                                                             (Chika)                                                                              

 

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対人関係を癒やすエクササイズ

対人関係で悩まない人というのは、あまりいないと思います。自分と人との関係は、古今東西、普遍的に悩みの種なのだと思います。

苦手な人との付き合いは、避けてしまえればいいのですが、いつもそういうわけにはいきません。親子や兄弟、職場の人など、選べない人間関係も多いですよね。

対人関係というのは、自分の内面を映し出す鏡である場合が多く、自分の課題は、苦手なタイプの人となって、何度も繰り返し現れることがよくあります。

課題をクリアすると、自分の段階がワンステップ上がるので、不思議とそういう人と出会うことがなくなったりします。

逆に、課題に気づかないで、避けたり逃げたりし続けると、気づくまで、時と場所を変えて、繰り返し同じ状況に遭遇することになります。

どんな対人関係にも学びは存在するものですが、苦手な人との付き合いは、特に大きな学びが隠されているものです。

 

 

ということで、今回は、誰かとの関係を癒やすためのエクササイズをご紹介します。

 

①あなたと、あなたが現在衝突している人、またはうまく付き合えないで困っている人の象徴的なイメージを、雑誌から切り抜いて、画用紙の端と端に貼ります。または、絵にかいてもOKです。

②対立している相手からあなたに向かって、矢印を書きます。矢印の上に、相手があなたに対して行った不快な言動を書き込みます。矢印は何本書いてもかまいません。

③あなたの周りに、想像上の防御壁を築きます。この防御壁は、相手の攻撃から身を守るためのものなら、レンガやレーザー光線、その他、何でできていても、どんなものでも構いません。

④防御壁によってあなたの身が安全になったら、今度は、相手の絵の周りに、相手の癒しや成長、平和への願いを書き込みます。相手の幸せのための祈りや希望を言葉や絵にして書いてみましょう。

⑤この相手との関係性がもたらすネガティブな影響から癒やされたら、どんな目標や希望をかなえたいか、自分の絵のまわりに、言葉や絵、色、写真、雑誌の切り抜きなどを用いて、表現します。

 

 

苦手な相手のためにポジティブな思いを呼び起こすことは、なかなか難しいものです。でも、これができたら、自分の意識に確実に変化が及び、何よりも自分自身の癒やしになるので、効果は高いと思います。

よかったら試してみてくださいね。                                                                   (Chika)

 

 

 

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問題解決の秘訣

難問に直面したとき、それを解決するにあたって、まず、心の準備をすることは、とても役に立つと思います。

頭が混乱し、心が乱れて、適切な判断力や洞察力が得られない状態にあっては、問題を適切に処理することは難しいものです。

 

問題解決の準備として、次のステップを参考にしてください。

①安全で心地よい場所を見つける。不安でいっぱいだったり、急いでいたり、心が押しつぶされそうな状態では、問題を解決しようとしないこと。

②何回か深呼吸をして、問題に意識の焦点を当てる。

③助けが必要だと感じたときは、友達に電話して、助言を受ける。

④できるだけ具体的に、紙の上に問題を書き出してみる。

⑤「この問題は今日解決する必要があるか?」自問する。

⑥答えが「イエス」ならば、あなたがその問題に対処する準備ができているということ。

 

問題を明らかにし、できるだけシンプルにすること。

恐れの気持ちにとらわれている時ではなく、心が落ち着いているときに、対処法を考えること。

 

この2つは、最適な解決策を導き出すためのコツだと思います。結局、心が穏やかである程度リラックスしているときが、一番潜在意識をつながりやすくなり、インスピレーション(直感も導き)も受けやすくなりますから。

 

問題解決について付け加えるならば、私たちは、長期的な問題を心配しすぎるあまり、今すぐ注意が必要な小さな問題を無視してしまうことがよくあります。

例えそれが大きな問題であっても、もし今日考えてもどうしようもないことならば、そのために、今するべきことや改善できることをおろそかにしてしまうのは、得策ではありません。

今すぐ解決できないことは、思い切って手放してしまいましょう。

実際、今現在、変えられることに手を伸ばして取り掛かり、最善を尽くせば、長期的な問題もやがて改善していくものです。

今を変えれば、未来は変わっていくものだし、それが、未来の不安に生きるのではなく、現実を生きていく、ということなのですから。                                                                                                                                     (Chika)

 

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風による浄化法

今回は、自然界の五大元素のひとつ、風を使った浄化法について、書いてみたいと思います。

風とは、空気が動いている状態です。

動きがとまって淀んだ水が濁るように、空気も、閉め切った空間で動きがとまった状態にあると、淀んで濁ってしまいます。

水も風も、動いて流れている状態が自然であり、かつ、汚れを自浄できるという意味で、最適な状態でもあります。

水が感情を表すのに対し、風は知性や思考を表します。

水が流れる音を聞いたり、実際シャワーで水に打たれたりすると、主に感情が浄化されるのに対し、風は、余分な思考を取り去ることにより、気分が軽くなる効果があるようです。

もし、頭が悩みでいっぱいだったり、考え事で悶々としているときは、外にでて、風に吹かれてみてください。

その時、目を閉じて、風が自分の中のいらないものを、全部吹き飛ばしてくれる、と想像してください。そいて、ただ風を感じ、風が自分を吹き抜けるのを感じてみてください。

これは、豊かな自然の中に行って、周りにあまり人がいない静かな場所で行うと、より効果が高まりますが、風が吹いているところなら、基本的に、どこでもできます。

考えすぎて頭が煮詰まっているときなど、お勧めの気分転換の方法です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  (Chika)

 

 

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光とネコ

ミミのおしりのところで光る水晶。  (by Chika)

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