今回は、自然界の五大元素のひとつ、風を使った浄化法について、書いてみたいと思います。
風とは、空気が動いている状態です。
動きがとまって淀んだ水が濁るように、空気も、閉め切った空間で動きがとまった状態にあると、淀んで濁ってしまいます。
水も風も、動いて流れている状態が自然であり、かつ、汚れを自浄できるという意味で、最適な状態でもあります。
水が感情を表すのに対し、風は知性や思考を表します。
水が流れる音を聞いたり、実際シャワーで水に打たれたりすると、主に感情が浄化されるのに対し、風は、余分な思考を取り去ることにより、気分が軽くなる効果があるようです。
もし、頭が悩みでいっぱいだったり、考え事で悶々としているときは、外にでて、風に吹かれてみてください。
その時、目を閉じて、風が自分の中のいらないものを、全部吹き飛ばしてくれる、と想像してください。そいて、ただ風を感じ、風が自分を吹き抜けるのを感じてみてください。
これは、豊かな自然の中に行って、周りにあまり人がいない静かな場所で行うと、より効果が高まりますが、風が吹いているところなら、基本的に、どこでもできます。
考えすぎて頭が煮詰まっているときなど、お勧めの気分転換の方法です。
(Chika)