盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

ハミングバードは、心理療法カウンセリングのセラピールームです

お問合せ: 019-681-2268 (完全予約制です。ご予約の際は、留守電にご連絡先を残していただくか下記お問い合わせフォームよりメールでご連絡ください。)
☆営業時間:9時~18時  定休日:第二、第四土曜、日曜、祝日

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料金改定のお知らせ

セラピールーム.・ハミングバードでは、2013年より約12年間、専門性の高いカウンセリング・サービスを比較的リーズナブルな料金で提供してまいりましたが、2025年4月1日より、メニュー&料金のページの通り、カウンセリング料金を改定させていただくことになりました。

今後とも、訪れてくださるクライアント様に最善が起こるよう、1回1回心を込めてカウンセリングをさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

※現在、4回または6回コースご利用中のお客様におかれましては、差額の追加料金は発生いたしません。

※現在単発で継続されている方を含め、2024年1月1日以降にセッションを受けられた方は、6月30日までの3か月間は、旧料金のまま据え置きとさせていただきます。

よろしくお願いいたします。<(_ _)>

頭を空っぽにするコツ

家に帰っても、仕事のことを考えてしまうという方はいっしゃいますか?

それって、心が休まらないですよね。  

今、目の前に仕事があるならともかく、明日、職場に行かないとどうしようもない問題について考え続けるのは、エアーで仕事をしているようなもの。

脳は現実と想像の区別をつけません。仕事のことを考えるだけで、本当に仕事をしていると勘違いした脳が体に指令を出し、アドレナリンやコルチゾールというストレス物質を体内に作り出して、心と体を「頑張るモード」にしてしまいます。結果として、疲れるけど、何もはかどっていないということが起きます。なんだか、とてももったいないですね。

どうせなら、お休みの日は仕事のことを考えずにゆっくり休んで、消耗したエネルギーを回復したほうが、いざ出勤したときは、より冴えた頭で、元気に働けます。

そのためにも、考えるのをやめて、頭をからっぽにする時間を持つことは、とても大切なのです。

そうはいっても、「考えたくなくても考えてしまう。どうやって考えるのをやめたらいいのかわからない」、という人、多いかもしれません。

今日は、そんなとき、どうしたらいいのか、というお話です。

皆さんは、ブルース・リーの「don’t think,feel」というセリフを知っていますか?「考えるな、感じろ」という意味ですが、これは奥が深い名言だと思います。

感じることに集中すると、考えなくなり、 やがて頭が無になっていきます。頭が無になると、心が穏やかで平和になります。

(これは余談ですが、そうなると、自分の中のとても賢い部分、すべてを見通せるスーパーコンピューターである潜在意識につながりやすくなります。潜在意識につながると、一生懸命頭で考えるより、ずっとよい方法を、「ひらめき」という形で、瞬時に、苦労なく、見つけやすくなります。体的にも、そのほうが余分な力が抜けて、楽に、最大の力を発揮できることを、ブルース・リーは知っていたんですね。)

では、ここで、感じる練習として、試しに、1~2分でいいので、次のうち、どれかをやってみてください。

  • 今、周りにある音を3種類、聞き分けてみてください。そのうちで、一番耳に心地いい音を選んで、しばらく耳を傾けてみてください。
  • 今、目に入るものを3種類選んで、その形や色を観察してみてください。地球を訪れた宇宙人が、初めて見るものを興味深く観察するみたいに、眺めてみてください。
  • 呼吸に意識を向けてください。息を吸ったときと吐いた時に、空気が鼻の裏側を通る感覚を、丁寧に心地よく味わってください。
  • 呼吸するときに、自分の胸やおなかがどんな風に動くか、じっくり観察してみてください。

いかがでしょうか。これをやっている間は、「観察モード」になり、感覚に集中するので、自然にあまり考えなくなるのが実感できましたか?

「何かについて考える」という思考モードのときは、人は頭の中で、ものごとを分析したり、自分なりに解釈したり、「いい・悪い」で判断したりしようとします。その結果、脳が働いて疲れるのはもちろん、自分の思考がいろいろな感情を作り出してしまい、心が波立ちやすくなります。

これに対して、観察モードになって、感じることに専念すると、頭の判断がやむので、脳が休まり、ニュートラルな視点になり、結果的に心が穏やかな状態になりやすいのです。

この1~4のエクササイズは、ネガティブなことを考え続けて疲れてしまうとき、思考を断ち切って自分をリセットするためにも使える、簡単な方法なので、よかったらやってみてくださいね。

過去と未来をよりよくする方法

すでに起こってしまった過去のできごとをよりよく変え、まだ起こっていない未来をよりよく作る秘訣があります。

それは、現在をよりよく変えることです。

過去に起こったこと自体は、時間をさかのぼって戻って変えることはできませんが、過去に対するとらえ方を変えることは可能です。結局、過去に起こったことが、よいか悪いかは、今、自分がその出来事を、いいととらえているか悪いととらえているかによるものです。どう見るかが100%なんですよね。つまり、悪いことだったとみなすのをやめれば、悪い過去ではなくなるということです。そして、それができるのは、いつでも今、現在なのです。

できごと自体はいつもニュートラル。それをどうとらえるかが、その人を取り巻く現実を作るものです。

では、どうやって過去の捉え方を、「悪い」から「いい」に変えたらいいでしょうか。

一つのやり方としては、「そこから何を学んだか」「この体験にどんな意味があるのだろう」と自問することです。どんなにいやな体験でも、探せば、自分の人生をよりよくするための学びが見つかるものです。学びにフォーカスすれば、それが苦しかったとしても、ただの苦しみではなく、建設的な苦しみとなり、いやな体験が、これからの人生で、きれいな花を咲かせるための肥やしになります。また、どんな辛いことでも、そこに意味があれば耐えやすくなるというのは、ナチスドイツ下で3年間強制収容所にとらわれていた、ユダヤ人精神科医の、ヴィクトール・フランクルが身をもって証明したところです。

過去を悪いものととらえるもう一つのコツは、すでに起こったことに、抗うのをやめること。こうあってはならなかった、どうして自分だけこんな目に、という思いは、すでにそうあるものと勝ち目のない争いをしていることになり、葛藤と苦しみ、無益な消耗を生み出すばかりです。その体験に対するネガティブな思いはさらに強化されて、自分の中にこびりつくでしょう。抵抗をやめ、力を抜いて、ありのまま受け入れると、過去の辛かった感情や思いは、もっと早く通り過ぎて行きます。

さらにつけ加えるなら、もし現在、幸せなら、辛い過去を思い出すことも少なくなるはずです。なので、今、この瞬間を心地よく、幸せを感じるようにしていくといいと思います。

今、この瞬間、幸せを感じるというのは、余計な思考に邪魔されなければ、本当は誰にでもできることです。

例え、1000万円の借金があったとしても、今どうしようもないなら、その問題にふけって格闘するのをやめて、目の前にある美しい夕日をうっとり見ることを自分に許可します。そうすれば、その瞬間は、その人は、1000万円あるなしに関わらず、幸福感を味えます。

幸せというのは、いつでも今しか感じられません。3分後に幸せになることはできません。(多くの人が気づかないうちにやっていることですが)今、過去のもう起こってしまったことや、まだ起こってもいない未来を案じて、今を台無しにすることをやめれば、もっと今、幸せを感じることができるのです。

今に最善を尽くし、今を充実させていけば、過去をネガティブにみることも自然に減っていくでしょうが、同じことが、未来をよりよくする秘訣にもなります。

結局、人がなにかを体験できるのは今、現在という時制でしかなく、よって、何かを動かしたり、変化を加えたりすることも、今しかできません。現在に集中して、最善をを尽くせば、未来は必ず、そうしなかったときより、よくなります。

例えば、今、おいしい食事が目の前にあるのに、1000万円の借金のことを考えてて食べていたら、おいしさを感じないまま、気づいたらお皿が空になっているでしょう。せっかく、一流の料理人が心を込めて、いい材料を集めて作った料理であっても無駄になり、自分の身になって、自分の人生に、たとえ少しかもしれないけれども、よい変化を及ぼすという機会を逃してしまいます。

この時、もし、今日のところはどう逆立ちしても返せない借金のことは横に置いておいて、目の前のごちそうに集中したら、もっと目でごちそうのいろどりを楽しみ、おいしく味わえるでしょう。そうしたら、その間は心地よいひと時となり、リラックスさせたり、幸福感を感じさせたりする脳内神経物質がたくさん出て、心や体が、一時でも元気になるでしょう。集中力が増すから、仕事がはかどり、おいしいものを食べて機嫌もよりよくなるでしょうから、人ともにこやかに接することができ、必要な情報が入ってきて、借金を返すためのよい方法にもつながるかもしれません。夜も、ずっと思い悩んでいるよりは、ぐっすり眠れるようになるでしょう。

こうして、今、ここに集中してフルに体験し、最善を尽くす選択をすることで、少し先の未来がよくなるということ。これを続ければ、ドミノ倒し的に未来がよくなっていきます。もちろん、借金を返すため、問題解決のために、今、現在、できることがあれば、他に気を取られたりせず、それに集中して最善を尽くすことが、よりよい未来を作る選択になります。

過去も未来も、実は実態はなく、人の頭の中にある架空の概念にすぎません。実態があるのは今、現在だけなんですよね。人間の集合意識には、過去、現在、未来という時系列の認識が埋め込まれているから、この辺は、なかなか理解するのが難しいところではありますよね。

今回は、今をよいもので満たしていくことが、過去と未来をよりよく変えるカギになるというお話でした。

謹賀新年

2025年が、みなさんにとって、光があふれる年になりますように。

本年もよろしくお願いいたします。

今年も1年ありがとうございました

今年も1年、あっという間でした。

たまにしか更新できないブログですが、来年も自分のペースで続けていきたいと思います。

今年最後に、一つ、幸せに生きる秘訣を書こうと思います。

私たちの身に起こるできごと自体は、ニュートラルで、いい・悪いはないです。

体験するできごとをどうとらえるかが、私たちの現実を形作っていくということ。

もっと具体的にいうと、私たちの体や心の在り方も形作っていきます。

例えば、人は悪いものだ、誰も信じられないと思っている人は、誰かの不機嫌や間違い、失礼なふるまいを被害妄想的に悪く解釈しがちになります。結果として、疑いや怒り、虚しさを感じやすくなり、身体はいつもこわばり、内臓もストレスを受けるので、身体の不調が出やすくなります。暗かったり、不機嫌そうだったりの表情が染みつくので、人は遠ざかっていき、孤独になります。近づいてくるのは、自分と同じように満たされていない人だけで、そういう人に肩をぶつけられて「おら、どこに目つけとるんじゃ」といわれるのが関の山。人は悪いものだという信念がますます強まり、負のループが起こるでしょう。

一方で、人の本質は優しくて、美しいものだと信じている人は、誰かの不機嫌や間違い、失礼な振舞いも、「たまたまだったのかな」「きっと何か辛いことがあったんだろうな」「人間だから色々あるよね」等、寛大に解釈し、すぐに許して忘れるでしょう。嫌なことが頭や心に残らず、クリアな状態を保ちやすいので、身体もストレスを受けにくくなります。顔つきも柔和になるので、よい人が集まってきやすくなります。何かあっても、助けてくれる人が現れ、運もよくなっていきます。

そうはいっても、生きていたら、誰でもしんどいことに時々遭遇しますし、しんどいことは誰でも嫌ですよね。

そういうときは、運命や境遇、周りの人を恨んだり、自分を責めたりするのではなくて、これが自分にとってなんの学びになるのか、このことで自分がどう成長できるかを考えたらいいと思います。

英語に、「レモンをレモネードにする」ということわざがあります。レモンはすっぱくておいしくないけど、レモネードにすればおいしくなる。辛い経験から、有益なもの生み出すという意味です。転んでもただでは起きないということ。

私が中学の頃、親友と、なにかしんどいことがあるたびに、「試練や~」と言って笑い飛ばしていました。何かしんどいことは、自分を鍛える修行だと、大人になっても、よく思っていました。重い石を持って坂道を上がれと言われたら、しんどくてただ嫌なだけだけど、それが足腰や体幹を鍛えて、筋力をアップするためになるなら、自分のためになるから、気分的にもっと前向きになりやすいですよね。

余談ですが、私と前述の親友は、二人とも関西なので、どんな話にもオチをつけないと気が済まず、人が多い東京の駅のホームで、親友が職場でパワハラにあった、聞くも涙話すも涙(?)の苦労話をしていたときには、そばにいた人が吹き出して、笑いの連鎖がおこったことがありました。「ごめんなさいね、どうしても我慢できなくて。ほんとに大変ねえ」という言葉と裏腹に、吹き出した人は爆笑していました。東京の人には関西人の辛い話は漫才に聞こえるようです。嫌なことを面白可笑しく話して、辛いことの中にユーモアを見つけるというのは、嫌なことの邪気を抜いて、軽くする作用がありますね。

さて、ハミングバードは来年6日からの営業となります。

ご予約等のメールのお返事は、6日以降となりますので、ご了承くださいませ。

みなさま、どうぞ、よい年末年始をお過ごしください。