人とのつながりが希薄だと、エネルギー不足になる可能性があります。
私たちは、人と交流することにより、自分と相手との間にエネルギー交換を行います。
否定的な関りは、ストレスや痛みをもたらして、エネルギーの低下を生み出しますが、愛ある温かい交流は喜びや幸福感をもたらし、エネルギーを活性化して輝かせ、生き生きさせます。
私たちは、人と関わることで、エネルギーを奪ったり奪われたり、お互いに与えあって、高めあったりもします。
誰かと一緒に過ごした後、気分が低下し、疲れを感じたときは、相手にエネルギーを奪われた、もしくはこちらがエネルギーを与えすぎたということです。
一緒に過ごした後、気分がよくなったり、元気になったと感じる場合は、相手からエネルギーをもらったということでしょう。その際、相手も同様に気分がよくなり、元気になったと感じるなら、お互いに与えあって、高めあったということ。
過去の傷つき体験から、周りはみんな敵だとみなして心を閉ざしたり、壁を作ることで自己防衛モードになったりすると、他者との交流によるエネルギーの供給が少なくなり、エネルギー不足から、抑うつ感や、イライラを感じやすくなることがよくあります。
人と関わることは生きていると避けられず、必須な要素です。そして、本当は、誰かを元気づけて幸せにしたり、自分を元気で幸せにする、とても素晴らしいことでありうるのです。
関りを避けるよりは、試行錯誤しながらでも、否定的な関りを減らし、肯定的な関りを心がける術を磨いていくことが大切だと思います。