盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

ハミングバードは、心理療法カウンセリングのセラピールームです

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27日

外の世界で目に入るもの

なにかが自分の心の中を大きく占めていると、外の世界でも、それをいたるところで見てしまうようになります。

例えば、心の奥深くに、見ないようにしている未解決の恐れがあれば、恐れを感じるような対象に引き付けられ、出会ってしまいます。

古い怒りを押し込めたまま生きていると、それが引き出されるような人や状況に、いたるところで遭遇するでしょう。

誰かに力で支配された経験があり、権力を嫌悪している人は、コントロール欲求の強い人がいたるところにいるように思われ、また、現実に、職場などでそういう人と出くわし、さらに不自由で窮屈な体験を重ねる傾向があります。

このおうに、意識の奥に潜んでいる恐れや怒りなどの不快な感情は、繰り返しそれを誘発する外の世界のできごとにより、さらに強化され、自分の中に定着するようになっています。あなたが、それに気づくまでは。

もし、自分のパターンに気づいて、心の奥深くにある傷を癒やすことができれば、もう、それを呼び起こすような人や状況には出会わなくなっていくものです。なぜなら、波長が合わなくなるからです。

ここまで、ネガティブな要素にばかり触れてきましたが、同じことは、自分の潜在意識を占めるいいものに関しても当てはまります。

美しい意識をたくさん抱いている人は、外の世界に多くの美しいものを見出しますし、優しさがあふれている人は、優しい人や状況に出会うでしょう。

愛が深い人は、外の世界に、愛をたくさん見出すでしょう。

つまり、人は、概して、自分の中に存在するものを、外の世界に投影して見るということです。

これは、今、自分の周りに見えるものが好きではないのなら、自分の内面を変えればいいということにもなります。

自分の人生を好きなように作りかえる秘訣が、ここにあると思います。                                                                                                                                            (Chika)

 

 

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