盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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15日

心がけていること

私事で恐縮ですが、私は、普段から意識して心がけていることがいくつかあります。 振り返ってみると、それが結構、自分のメンタルヘルス(心の健康)の維持に役立っているなと思ったので、ご参考になるかわかりませんが、ちょっと書いてみます。

①人の悪口を言わない

人の悪口をいうと、自分の心が穢れて品格が下がるので、イヤなんですよね。また、悪口というのは悪意を抱いて発する言葉であり、悪意を抱くと必ずどこかしら表情も醜くなるので、それもなんかイヤです。絶世の美女に生まれたわけではないので、あんまりブサイクにならないためにも、悪口は言わないほうがよいと思っています。

②問題が起きたとき、人のせいにしない

人のせいにしたって何の解決にはならないと知っているので。 一見、人が悪いように見えても、自分にもなにかしら原因がある場合はよくあります。例えば、友達にだまされたという例でいうと、だますような人を信用してしまった自分の識別能力にも問題があると考える。パートナーの暴言がひどいという例でいうと、そういう人と一緒にいるという選択は自分でしているはず。自分に起きた物事の結果を人の責任にするのではなく、自分で責任を持つようにすると、生きるのはとても楽になります。ただし、自分をくよくよ責め続けることもしない。自分の問題に責任を持つのと、自責の念に駆られるのとでは、違います。前者だと前に進むことができますが、後者は後ろ向きで、進歩をストップさせかねない行為です。 ちなみに、人のせいにするのをやめると、人の悪口をいう必要性も感じなくなるので、自然に①も満たされます。

③ウソをつかない

自分にも人にも誠実でいるということは、自分の中に混乱や混沌を招かないため、とても効果的な方法だと感じます。ただし、ウソも方便といい、人を傷つけないためのウソはつく必要があるので、その辺のバランスを取るのが難しいですね。私はどっちかというと、バカ正直で失敗している方なので、そのへんはいまだ勉強中です。

④言い訳をしない

言い訳もウソのうちだと気づいたもので。 言い訳って、つじつまを合わせるためにでっちあげるものだから、やっぱり本来の気持ちとは少しズレるものです。それって自分や相手に対して誠実なことではないのです。言い訳をしないと、自分を必要以上によく見せようすることもなくなるので、等身大の自分でいられて、気分がいいです。

⑤以上のことができなくても、自分を許す

こうやって書き出してみると、あたかも立派な人間みたいに聞こえるかもしれませんが、私は全然ストイックな人間ではなく、むしろ自分に甘いたちです。そんなもん、聖者じゃあるまいし、いつも完璧にできるわけがない。できないときがあってもよし、とし、今度から気を付けるよう肝に銘じたら、自分を許すようにしています。そうしないと、自責の念に陥り、気持ちが後ろ向きになって、いいことはないですから。 ただ、いつも「そうでありたい」と意識していると、だんだん、さして苦労もなくできるようになってくるものだと感じます。 これらのことを実践していると、あんまりくよくよせず、ネガティブなことも引きずらずに生きられるようになるので、メリットが多いと感じています。       

                                           (Chika)