盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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09月

失敗を恐れると成功しない

時々、失敗を極度に恐れる人に会います。

こういう人は、たいてい完璧主義になりやすく、必然的に不安感や緊張感も強い人が多いようです。

いつでも完璧に物事を成し遂げることは不可能だし、人生において一度も失敗しないこともありえないのですが、その不可能を可能にしようし、奮闘してもがくために、いたずらに不安感や緊張感にさいなまれてしまうというわけです。おまけに、完璧主義の人は失敗した時に必要以上に落ち込んだり、起こったり、不安に取りつかれたりするので、人一倍ストレスを受けやすくなります。

失敗や間違いを恐れる人は、失敗や間違いを悪いことだととらえている節があります。

起こってはいけない悪いことだから、避けようとする。

失敗を避けようとする人は、恐れから自分の行動を制限しようとするので、窮屈で不自由な世界に住まなければならないでしょう。

本当に成功して、偉業を成し遂げている人たちは、失敗を恐れません。

リスクを恐れないで冒険し、いろいろなことにチャレンジするので、多くを成し遂げ、発展することができる。加えて、偉人たちは、失敗してもタダでは起きないで、その過程で失敗から学び、転んで立ち上がる力を自信に変えて、より強く成長します。失敗も成長の糧にするなら、悪いことではなく、プラスの体験になります。

ちなみに、失敗を完全回避することは不可能かもしれませんが、失敗しにくくするためのコツはあると思います。それは、絶対失敗したらダメ、と思わないこと。絶対失敗してはいけないと思うと、かえって余計な力が入り、過度に緊張して、失敗しやすくなります。それより、失敗してもかまわないからやってみよう、と心を自由にしたほうが、本来の力が発揮しやすくなるでしょう。

たいていの失敗は半年後、1年後、5年後にはどうでもよいことになっているものです。つまり、たいていの失敗は取るに足りないこと。

失敗を恐れすぎないように、また、失敗しすぎても気にしすぎないようにしましょう。

 

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理屈が阻むもの

論理的思考、分析的傾向が強すぎる人は、学術的な意味では知性的なのかもしれませんが、かえって叡智からかけ離れてしまうように見受けられます。

平たく言うと、頭で考えることが得意で理屈っぽくて、勉強ができていい大学に行けるのかもしれないけれど、心の健康を司るための知恵にアクセスすることができにくい。

なぜなら、思考に偏りすぎる人は、身体的・内的な感覚に耳を傾けることが上手ではない人が多いから。直観というのは潜在意識の奥にある叡智につながっています。直観は思考ではなく、感覚的に得られるものなので、せっせと頭を働かせている人は、直観を受け取りにくいのです。直観は思考を静めて、リラックスしているときに、微妙な感覚として感じられるものです。ブルー・スリーの「考るな、感じろ」というのは名言だと思います。

ちなみに、頭で考えすぎると、たいてい、不安感が強まります。人は思考過多になると体の上の方のエネルギーが過剰になり、体の下の方のエネルギーが不足して、心身の状態は不安定になります。この状態では、肩や首がこったり、頭が痛くなったりしやすくなり、頭に血がのぼって緊張しやすくなるので、冷静に物事を判断することもできにくくなります。

さらに、思考を働かせている間は、内的感覚とつながらず、自分の内側にあるものを感じなくてもいいので、自分と対面することを恐れている人は、ノンストップで頭を働かせて逃避することがあります。その結果、疲れ果ててエネルギーを枯渇するだけではなく、自分の内側にある必要なメッセージを受け取れないので、道がそれて間違った方向に行ってしまったりします。

感情にアクセスすることを避けて、自分や相手の目を感覚的なものからそらし、傷つかないよう防御するため、論理思考、分析思考を多用することを、intellectualizationといいますが、それをしている人、つまり理屈っぽい人は、かえって心の問題を解決し、自分が幸せになるのを阻んでしまっているなあ、と思います。

論理的に考えられず、感情的になりすぎる人もまた問題ですが、何事もバランスが大切。知性と感性はバランスが取れている状態が一番いいのだと思います。

 

 

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ネコ・ブレイク

Have a neko-break.  たまにはネコの写真でもみて、ホッとしてください。(ただし、効果はネコ好きの人に限られます。)

 

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逆説の法則

人に気に入られようとして、無理に振る舞って疲れてしまい、心を病む人が、日本人には多いように感じます。

人に気に入られようとして振る舞うと、かえって、心から人に愛されることは少なくなります。

人にどう思われるか気にせず、自分らしく振る舞ったほうが、ありのままの自分を愛してくれる人を引き付けるでしょう。

人に尊敬されようとして振る舞うと、かえって尊敬されなくなるものです。

そんなことを微塵も考えずに、自分が正しいと思うことを誠意をもって行う人のほうが、気づけば周りに自分を尊敬してくれる人ができていた、という結果になるでしょう。

ノーベル文学賞を受賞したインドの詩人、タゴールは こう言っています。

私は眠り、夢を見る 生きることが喜びだったらと

私は目覚め、気づく 生きることは義務だと

私は働く

すると、ごらん、 義務は喜びだった

つまり、幸せを追い求めて生きると、幸せになれないということ。幸せとは、一生懸命生きた人が、人生を振り返って初めて感じることができるもの。目標ではなく、結果なのです。

これが人生における逆説の法則です。

ちなみに、なぜ人に好かれようとする人が好かれないか、尊敬されようとする人が尊敬されないかというと、その人は愛ではなくエゴに基づいて行為を選択しているからでしょう。

愛を発する人は人から愛を受け取る。人は自分が与えたものを受け取るというのは普遍的にして例外のない法則です。

 

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