盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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08月

引きこもり生活が脳に及ぼす影響

最近、いわゆる「ひきこもりの若者」と話をする機会がよくあります。

それで気づいたことがあるので、少しシェアしたいと思います。

人にもよりますが、2~3年ならともかく、10年、15年と引きこもっていると、人は他者と普通に会話のややりとりをすること自体、できなくなってしまうようです。

会話というのは、こちらが投げかけた言葉に反応を返す、あるいはその逆をする、という言葉のキャッチボールによって成り立つものですが、それがまずできなくなるのです。

例えば、 「最近、雨が多いですね。」 と言われたら、 「本当ですね。」 とか、 「そうですね。でも暑さが和らぐのはいいですね。」 とか、自然に相手にフィードバックするのが、普通の会話のやりとりです。

ところが、長い間人と話すことをしないで来た人は、それができなくなってしまう。

まず、何かを聞いたとき、答えるのに人の何倍も時間がかかる。あるいは返事を返せない。逆に、向こうからこちらに言葉を投げかけることもできない。

先日、ある人と、ロールプレイで会話のやり取りの練習をしたのですが、終わった後、彼はこういいました。

「使っていない筋肉を急に使ったみたいだ。長い間ひきこもっていたから、普段使っていない脳を使って疲れた。」

それを聞いて、私ははっとしました。前頭葉が退化している。

前頭葉というのは、社会脳ともいわれていて、人と関わるときに使う脳です。人間が他の動物と大きく違うのは、この前頭葉が大きく発達している点で、ここは、人に対する共感、理性、論理思考などをつかさどります。ちなみに、爬虫類などの生物はこの部分が発達しておらず、生物的な本能をつかさどる後ろの方の脳(爬虫類脳ともいわれる)だけが活発です。

筋肉でも感覚器官でも脳でも、使わないと退化するもの。だから、生身の人間と関わることを何年も避けていると、関わること自体、できなくなっていくのでしょう。

引きこもっている間、よく家でゲームやインターネットなどをしている人がいますが、二次元レベルでの他者との関わりは、相手を目の前にして、全体の雰囲気を感覚で感じ取ってコミュニケーションするという関わりとは、まったく違います。よくゲーム脳といいますが、これは脳のごく限られた一部だけを過剰に使うことによって、脳のアンバランスをもたらすのだと思います。人と直接、接することは、前頭葉を活性化し発達させるのに必須なのだと思います。

 引きこもりの人たちと接していて感じる共通事項は、「回避」です。外に出られなくなった理由は人それぞれでしょうが、根底には「嫌なこと、辛いことを避けたい」という回避があるようです。

嫌なことを避けると、嫌なことに直面する機会は減るでしょうが、その代り、体験を避けることにより、脳も感覚器官も使わなくなって衰えるので、喜びを感じにくくなり、結果、いいことも起こりにくくなります。これは必然です。また、困難を避けることにより、困難に対する対処能力、苦悩耐性もなくなるので、普通の人が平気なことでも異常に辛く感じるようになります。最後に、嫌なことというのは生きていれば必ず起こるもので、避けきれるものではありません。心理的にいうと、物事は避ければ避けるほど怖くなものなので、免疫のない脆弱な精神の持ち主になりたくなければ、避けないほうが得策だと思います。

退化した筋肉は、リハビリをすることでもとに戻っていきます。脳も同じです。長年使わないで衰えた社会脳は、少しずつ人と関わり、コミュニケーションをとる訓練することにより、またスムーズに使えるようになります。

長年引きこもって人と話をしていない人は、まず、傷つく危険性が少ない、一時的な人との関わり(お店で買い物をする、電話で問い合わせをする、案内所で道を聞く等)からリハビリを始めてみてはいかがでしょうか。

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病気の原因

近年、寿命は延びたけれど、病気になる人は増えているようです。日本人の二人に一人はがんになるとききますが、がんに限らず、病気はすべて、体や心にたまった毒素が原因なのだと思います。逆にいうと、体や心に毒が蓄積しなければ、病気にはならないはずです。

今日、普通に暮らしていても、私たちは日々毒を体に取り入れています。大気汚染、水の汚染、それを浄化する消毒薬、電気製品の電磁波、農薬、添加物、化学薬品…。今の文明社会では、どんなに気を付けていても、これらの有害物質から完全に逃れることができないようになってしまっています。偽りの豊かさと引き換えに、大きな犠牲だなとつくづく思います。

体内に取り入れる毒素に関しては、できるだけ添加物を避けて、農薬が使われていない野菜や果物を選び、薬も必要最低限にする等、気を付けること、あとは体内の毒を排出してくれるものを摂取することで、蓄積を防ぐしかないと思います。体のことに関しては、私は専門ではないので、これ以上の言及は控えておきます。

体に毒素がたまっていなかったとしても、もし心に毒素が長年蓄積していたら、やっぱり病気になってしまいます。これは心の病気だけでなく、体の病気もそうです。臨床現場で大勢のケースを見てきて、私はそう確信しています。

心に毒素をためるというのはどういうことかというと、一言でいうと、怒り、恨み、ねたみ、悲しみ、無力感、絶望感、といった未消化の強い感情のことです。怒りや悲しみや嫉妬心を感じることは、誰にでもあることで、それ自体は自然なことであり、いい悪いはないのですが、問題なのは、それをいつまでも手放さず、心にとどめてしまうこと。そうなると、精神的苦痛が生じ、必然的に不幸せな人生になってしまうのみならず、鬱や不安障害などの心の症状に至ることも少なくありません。通常、否定的な思いの蓄積は、目に見えない形で心の症状という形で出て、それでも本人が原因に気づかず改善の努力をしなければ、最終的に目に見える形で体に出ます。

心の毒素とはなにか。

具体的にいうと、たとえば

「どうしてあの人が幸せなのに自分は不幸せなんだろう。」

「私の不幸はあの人のせいだ。」

「許せない。仕返しをしてやる。」

「なにもかも私のせいだ。私は幸せになる資格はない。」

「私は恥だ。」 

など思いです。その思いが強く、かつ、長い間心にとどまっていればいるほど、有害です。

体の毒もそうですが、心の毒も、生きていれば毎日生じるのは仕方がないことだと思います。生きていると、毎日いろいろなことがあり、何らかのストレスが生じるものですから。

大切なのは、それが蓄積しないよう、こまめに流して心を清浄に保つことだと思います。

できれば毎日、自分の想念や感情を確認し、ネガティブな思いや気持ちが見つかれば、自分の心をケアし、意識を清浄に保つよう心掛けることが、病気の原因を作らないためにとても大切だと思います。

 

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暑中お見舞い申し上げます

毎日暑いですね。

水分やミネラルをしっかりとって、夏バテしないようにお過ごしください。

ネコ用にひんやりシートを買ったのですが、いまいちひんやり効果がなく、時々保冷剤を周りにおいてあげています。冷たいのが気持ちいいらしく、枕にしたり、背中にしいたりして、喜んで寝ています。(特に写真のミミ。もう一匹のニャンさんは用心深いたちなので、妙なものはあんまり好きではない様子。)

夏は暑いのが当たり前で、自然の気温からあまり体を遮断するのはよくないと思い、クーラーをあまりつけないでいるのですが、よっぽど暑い時は、自分のためというより、この暑さに毛皮を着込んでいるネコたちのために、クーラーをつけてあげています。

 

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