9月7日、サンライフ盛岡で、「感情の扱い方、心の癒やし方」と題して、セミナーを開催しました。
今回は、あまり事前に告知ができなかったのですが、それでも17名の方にご参加いただき、中には早起きして遠くから来てくださった方も何名かいらっしゃいました。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
今回参加予定だったけれど、当日都合がつかなくなってキャンセルされた方が5~6名おられ、次回はいつやりますかとお問い合わせいただいているので、同じ内容でもう一度開催するかどうか、検討してみようと思います。開催する際は、またホームページ上でお知らせしますので、よろしくお願いいたします。
今回は2時間半の長丁場だったのですが、複数の方から「あっという間でした」「リラックスできました」というお声をいただきました。
今回、会場では、BGMにリラクセーションの音楽を小さくかけていたのですが、やはり音の力は大きいと感じます。音や香りは、空気と同様、風の性質を持ち、空間に作用して、場のエネルギーを変える力があります。
みなさん、熱心に集中して聴いてくださり、おかげさまで会場がいい雰囲気に包まれていたと思います。セミナーでは、話し手と聴衆が相互に影響し合って、場の雰囲気を作り出しますから。
余談ですが、以前ご参加いただいた方で、今回もいらっしゃった方がおられて、少しお話をしました。彼女はもともとお顔立ちがきれいな方ではあったのですが、今回はより一層光輝くような表情で、雰囲気が洗練され、とてもいい方向に変わっていらっしゃったのが一目でわかりました。伺ってみると、いろいろと心に疲れがたまっていたことに気づいたので、ここ数か月で、過去にさかのぼって自分を振り返り、全部書き出してみて、いらないものは断舎利されたのだそうです。辛い作業ではあったけれど、そのあととてもすっきりして元気になったと話しておられました。つまり、心の大掃除をして、いらないものをゴミだししたら、阻害するものが無くなって風通しがよくなり、もともと彼女が持っておられた光が、外にあふれて輝きだしたということだと思います。とても賢明で、素晴らしい方だと思いました。
問題が起きたとき、周囲の人や環境にばかり目をやり、責めていると、状況はまずよくなりません。一時的に解決したように見えたとしても、同じような問題がまたいずれ降りかかってくるのがおちです。これに対して、自分を見つめなおし、自分の中に原因を探して、自分自身を変えようと努力する人は、その問題のテーマから抜け出すことができ、もっと完全な意味で、快方へと向かいます。
インナーワーク(内面を見つめる自分作業)は、辛かったり痛かったりするので、楽な作業ではないのですが、これをちゃんとやった方は、必ず心が回復して、よくなっていくということを、私は臨床経験から確信しています。ただし、その際、自分を責めて罪悪感にとらわれたり、自己憐憫の落とし穴にはまってしまわなければ、ですが。
頑張った分だけ、自分の持つエネルギーがシフトして、上に上がれるということ、そしてそれは自分次第、ということですね。 (Chika)
昨日行った、秋田の温泉から見える、田沢湖の風景です。もうすっかり秋ですね。