盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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06月

自尊心とガソリン

今日、読んだ何かの文で(英語だったけど)、

「才能に恵まれているけど自尊心がない人は、ガソリンのない高級車みたいなものだ。体が不自由だけど自尊心が高い人のほうが、多くを成し遂げることができる。」

と書いてあり、なるほど、その通りだな、と思いました。

高学歴でも、自尊心が低いために、社会に出て仕事に就けず、不安やうつにさいなまれて引きこもっている人を知っています。

一方で、障がいがあっても、生き生き働いたり、人生を楽しんだりしている人は、世の中にたくさんいます。

自尊心っがあるって、自分を大切な存在と認識している、自分に対する愛がちゃんとあるってことですよね。内在する愛のパワーは、車のガソリン、つまり、エネルギー源になります。

自分に自信がない人は、例え体格がよくても、なんとなくエネルギー不足に感じられ、自己に尊厳が備わっている人は、体が小さくても、冒しがたい力づよさを感じるわけも、ここにあるのだと思います。

 

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静かな時間を持つ

思考が静まり無になるための、静かな時間を持つことは、どんな人にとってもとても重要です。

なぜなら、今の自分に必要なものは、心が静かな時にのみ、わかるものだからです。

そして、自分にとって必要なものがわからなければ、人生の道に迷って、間違った方向に行くことは必然だからです。

自分の本当のニーズというのは、頭でせっせと考えてわかるものではありません。

心で感じられるものです。

頭で考えだすことは、知性のレベルであり、は顕在意識の領域です。

心で感じることは、直観のレベルであり、潜在意識の領域です。潜在意識は神域につながっています。人智を超えた領域ですね。なので、間違いがないのです。

ただ、人間レベルの頭脳でせっせと忙しく思考していると、心で感じて神域につながることができないんですね。なので、思考をやめて、頭を空っぽにし、ハートで感じるという時間を持つことは、正しい導きを得るために、絶対必要なわけです。

絶え間ない思考は不安を生み出します。

不安は心を曇らせ、判断力を鈍らせ、精神力を消耗します。

どんな悩みも、いったん横に置いて、なにも考えない時間、心を自由にする時間を1日のうち何度か持つようにする。これだけで、ずいぶん楽になり、かつ、人生が好転していく可能性は高くなると思います。

 

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存在価値について

よく、「自分なんか役に立たない、何もできない、だから存在してはいけないんじゃないか」という人がいます。

こういう人は、自己肯定感が低く、他者に肯定してもらうことで自己価値を埋めようとするため、承認欲求がとても強いことが多いようです。

承認欲求が強い人は、「どうか、ください」と、すがりつくような雰囲気を発するので、かえって人に距離を置かれてしまうことが多いです。だって、「くれ、くれ」とせがまれたら、かえってあげたくなくなることはないですか?「ほしい」と追い回されたら、逃げたくならないですか?

なにをほしいかというと、「人の承認=肯定的な念=愛」なわけです。結局、自己愛がない人は、人からもらおうとして、人に依存してしまうんですね。でも、自分から喜んで与えるのではなく、せがまれて与えるという行為は、エネルギーを消耗して疲れてしまうので、人はこれを無意識に嫌がるわけです。自発的に与える愛は、与えるほうもエネルギーで満たしてくれるので、消耗にはならないんですね。

話を戻しますが、「自分なんか役に立たない。」という人にいいたいのは、役に立たなくてもいい、ということ。役に立つ、立たないという視点を、まず外してください。役に立つ人が価値があって、役に立たない人は価値がないというのはまず真実ではありませんから。そもそも、誰でも時と場合によって、役に立ったり立たなかったりするものです。常にどんな状況でも役に立つ人なんていません。役に立とうが立たなかろうが、生まれてきた以上、誰でも存在していいし、存在価値はあるのです。

「役に立つ」というのを目標に見据えてなにかすると、結局、先に述べた、「人に認めてもらいたい」という承認欲求から物事を行うことになります。それより、ただ、自分がしたいからする、という、自然な喜びの為にするほうが、無理がないと思います。それは、見返りを期待しないで、ただ為すということにつながります。

そして、「何もできないから存在してはいけない」という考えですが、これもシンプルに真実ではありえません。何もできない人なんてそもそもいませんから。誰でも、何かはできるし、できないものもある。究極、例え寝たきりでも、存在している以上、この世界に何らかの意味をもたらすことはできるものです。何かができるから存在価値がある、できなければ存在価値はない、という考えも、やはり手放したほうがいいと思います。それだと、存在価値を証明するために、せっせと業績を上げないといけないことになります。そういう人は常に不安に駆られて何かをし続けるが、決して満足しない人になりがちです。

存在価値は、何をしようがしまいが、何かの役に立とうが立たなかろうが、存在するすべてのものに最初から備わっているものです。存在価値を信じている人は、そもそも、自分に存在価値があるとかないとか、問題にしません。そんなことにとらわれずに、自分の心に従って、自由に生きるのがいいと私は思います。

 

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