盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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02月

呼吸でストレスを手当てする方法

感情は、体とつながっており、感情的なストレスは、何らかの身体感覚として感じられることが多いものです。感情をシャットアウトして麻痺させるのが上手な人は、体の感覚を感じることも下手になり、ストレスがあるのに感じられなくなって、対処が遅れ、病気になってしまうという結果になりやすいです。

下記のエクササイズは、体の微妙な感覚を感じ、心がためこんだストレスに気づいて、それをケアするための視覚化瞑想です。

今月のグループセラピーで、最後のリラクゼーションとしても行った内容です。

よかったら参考にしてみてください。

 

 

今や科学者は、ストレスが、ホルモン分泌、免疫システム、老化に関連する多くの生物学的プロセスに作用を及ぼすことを知っています。ストレスに対処する簡単な方法があればいいと思いませんか?幸い、ネガティブな感情やストレス、体の緊張をきれいに洗い流す、簡単なヴィジュアライゼーション(視覚化瞑想)があるので、ここにご紹介します。

 

どうやって

 

  1. 数分間、静かでいられる、安全な場所を見つけてください。これは、立っていても、座っていても、横になっていてもできるエクササイズです。
  2. 足底から始めて、ふくらはぎ、太もも、腰と、意識をゆっくり体の上へ徐々に移していき、ストレス、緊張、固くなっているところ、滞っているところ、ネガティブな感情がたまっているところがないか、感じてみます。それは筋肉かもしれないし、胃や心臓、ほかの場所にたまっている感情かもしれません。
  3. 次に、吸う息とともに、白か金色の光が体の中に入ってきてくるのをイメージしてみましょう。光が、あなたの鼻、口、または頭のてっぺんから入ってくるのを心の目で見てください。
  4. この光が、まっすぐにあなたのストレスや緊張、ネガティブな感情のある部分に入っていきます。光は、あなたがストレスをため込んでいる体の部分にゆっくり浸透し、満たしていきます。
  5. ゆっくり息を吐きましょう。吐く息とともに、すべての緊張やネガティブなものが、体を下へ下へと降りていき、両脚、足の裏を通って、地面に吸収され、リサイクルされるのをイメージします。
  6. 自分のペースで呼吸を何度か繰り返して、体の感覚を戻していってください。

 

 

いつ

 

これは、緊張したり、心がアンバランスになっているとき、いつ、どこででもできるエクササイズです。

 

参考文献:Altman, D. (2016). 101 Mindful Ways to Build Resilience: Cultivate Calm, Clarity, Optimism & Happiness Each Day. Eau Claire, WI. PESI Publishing and Media.

学力より人間力

現代の日本の社会的風潮では、学力があって、学歴が高い人がもてはやされる傾向があります。

でも、それってどうなんだろう、と私はいつも思います。

なぜなら、実際に社会に出て成功している人は、学歴や知力が高い人ではなくて、人間力が高い人だからです。主に学校教育に組み込まれた勉強ができるかどうかで計られる、インテリジェンス(知的能力)の高さとは関係ありません。

人間力、つまり、協調性、共感力、感情のコントロール力、判断力、社交性等の、自分をコントロールし人とうまく関わっていく力のことを、アメリカでは、近年、「エモーショナルインテリジェンス」といい、単なる知的能力よりも重視する見方が強まっています。

実際に多くの人と接してみて、学力が高いが人間力が未開発な人ほど、葛藤を抱えやすく、ネガティブになりやすいのではないかと思います。なまじ、勉強ができるがゆえにプライドがあり、現代社会が奨励する競争や履歴主義の風潮に翻弄されやすい。その結果、劣等感表裏一体の優越感を抱いてしまうと、それが心の妨げになってしまう。そういう人は、ささいなことで挫折しやすいので、仕事も長続きしなかったり、悪くすると引きこもりになってしまったりすることがあります。

逆に、学力がなくても、素直で、変なプライドがなく、人に寛容で、自分を律することができる人は、周囲の人に引き立てられやすいので、仕事もうまくいきやすいものです。感じがよく思いやりがある人は当然人にも愛されるので、愛情のある交流も起こりやすく、内面的にも充実するものです。

それなのに、一流大学出身ばかりもてはやす今の風潮って、本当にズレているなあ、としみじみ思います。

学校教育でも、知的学力ばかり追い求めないで、どうやって自分の心をコントロールするかとか、人とうまく関わるか、花とか小動物などの小さくて弱いものを大切にすること、困っている人を助けることなどに重点を置いた学びを取り入れたほうが、社会全体が幸せになるんじゃないかな、と思います。

 

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