学校に通えない子どもたちに出会った時、決して、その子の生きる力を見落としてはならないと思っています。
傷つき、それでも頑張ってきた結果、エネルギーが枯渇し、自信も失っているであろう子どもたち。
自信を失うと、もう、自分は駄目だと思いがち。
でも、人にとって、大切なのはお勉強することでも学校に通えることでもない。
生きる力とは何なのかを知っており、それを持っていることであると、私は思います。
どんな子どもも、ちゃんと、生きる力を持っています。だって、今、苦しいのに生きてくれているのですから。
そのことに、感謝しましょう。
そして、その子の素晴らしさを言葉にして伝えてあげましょう。
どんな子どもも、キラキラとした素晴らしい力を持っています。
周りの人間に必要なことは、その素晴らしさに気づく力であると思います。
そして、少しずつ、自信を取り戻し、自分を取り戻せるよう、見守っていきましょう。
(佐々木智恵)