盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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共依存関係のしくみ(1)

共依存関係のしくみ(1)

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Ross A. Rosenbergというアメリカのサイコセラピストが、 共依存について、面白い見解を述べています。彼のセオリーは、100%当てはまるとは思わないけれど、8割がた当たっていると思うし、日本でよくいわれている、「アダルトチルドレン」が形成されるプロセスを理解する上でも、役立つ概念だと思うので、何回かにわけてシェアします。

共依存の人(Codependents)と、他者の感情を操るのが上手な人(Manipulators)は、磁石のように魅かれ合い、離れられなくなる。この二つのタイプは、繰り返し似たような関係を築き、変化に抵抗し、機能不全または病的なカップルとなる。共依存タイプと感情操作タイプは、お互いに補い合い、二人で一つの完全な形をなす。

共依存タイプと感情操作タイプの共通点は、

  • 一人でいるのが耐えられない
  • 無力で、関係を終わらせることができない

ということ。結果として、関係はずるずると長続きする。

共依存タイプの特徴:自己犠牲的で利他的。自分より相手の欲求を優先する。必要とされることに喜びを覚える。自尊心が低く、過剰に従順である。衝動的かつ過度に人の世話をしたがる。自分の問題を棚に上げて、人の問題を解決しようと奮闘する。境界線があいまいで、自分と人の境目がわからない。多くを望まない。感情を感じて表現するのが苦手。

感情操作タイプの特徴:自己中心的、利己的。自分の過ちを他者に投影し、周りを非難する。行動や思考に柔軟性がない。衝動的で、思考や感情をコントロールする力が乏しい。自己愛性人格障害、境界線人格障害、反社会的人格障害の3つの人格障害及び薬物依存症の人が、このタイプに属する。

共依存タイプと感情操作タイプは、出会ったとき、瞬間的に強く惹かれあい、あたかも理想の人と出会ったかのような陶酔感を覚える。

共依存タイプは感情操作タイプの、「強さ」と「自己決定力」、男っぽさ、攻撃性にひかれ、感情操作タイプは、共依存タイプの、忍耐強く自分の話を聴いてくれ、同情的で、人のせいにしても批判することなく受け入れてくれるところ、何をしても許してくれ、自分の痛みを癒やそうとしてくれるところに、魅力を覚える。(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

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