ほかの人が苦労しているのに、自分だけ幸せになってはいけない、と思っている人がいます。
宮澤賢治とかもそうだったのかな。
「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」っていってますから。
確かに、この言葉は真理を含んでいると思います。
でも、「その逆もまた真なり」だと思います。
個人の幸せがたくさん広がっていくと、結果として、世界全体の幸福が実現する。
自分が幸せで、きれいなエネルギーに満ちていると、ほかの人によい影響を与えることができるのです。ほかの人が苦しんでいるとき、支えてあげるだけの余力を持てるのです。
その為にも、自分を満たして元気であるように計らうことは、必要なことなのです。
自分を満たして元気でいさせるということは、自分の心が喜ぶことを自分にしてあげること。自分の心が嫌がることをしないこと。
これをわがままと勘違いしている人がいますが、わがままとはむしろ正反対。わがままなことをすると、本当は心が嫌がりますから。
心が嫌がるというのは、濁った感じになる、もやもやする、重苦しい感じになる、鈍くて空虚な感じになるという感覚でわかります。
心が喜ぶことは、スッと通るような感じがする、軽い、明るい、開けた感じがするのでわかります。
心が喜ぶことを選択すると、エネルギーはアップします。自分も幸せになっていきます。
そうすると、周囲の人を幸せにする力も増していくので、一石二鳥なのです。
自分が幸せになることを自分に許可してあげましょう。