すでに起こったことに抵抗すると、苦しみが生まれます。
「こうなるべきではなかったのに」
「なぜ、こうなってしまったんだ」
等の言葉は、起こってしまったこと、すでにあることへの抵抗を表しています。
苦悩というものは、実をいうと、出来事そのものではなく、それに抵抗することによって起こります。
辛い状況や痛い気持ちに抗せず、あるがままに認め、思い切って受け入れると、不思議と心の苦しみはなくなるものです。
今、その状況を変えることができないなら、思い切って全面的に受け入れる。これを「radical acceptance=徹底的な受容」といいます。徹底的受容は、その状況がいい、悪いというのではなく、良し悪しを超えたところにあります。
今あるものを徹底的に受け入れると、意識状態が変わり、今まで執着していたネガティブなものに執着しなくなります。
これは、苦しみをなくすための叡智に他ならず、実践できさえすると、大変効果的なストレス対処法です。
よかったら、試してみてください。