盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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「気にする」ということ

「気にする」ということ

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今日、ジョギング中に横断歩道を渡っていた時、ふと、頭をよぎったことがありました。

それは、

「あの車はいつ左折できるだろう。」

という、どうでもいいことでした。

それは車通りの激しい大きな道だったので、その車が左折するには、しばらく待たなければならず、それが気になって、チラッとそちらを見てしまいました。

すると、その途端に、走りながらどっと疲れたので、

「そうか。気にするって、そういうことか。」

と、ひらめいたのでした。

「気にする」というのは、自分のエネルギーフィールドの中に、その対象物を取り込むこと。文字通り、自分の氣の一部にしてしまうということ、なんですね。

信号待ちをしている車に意識を向けてしまったことで、本来、そのドライバーが感じるはずである、微妙な欲求不満とか焦りという、どちらかというと不快な感情を、不必要に自分の中に取り入れてしまった。だから、ストレスを感じて、急に疲れたというわけです。

人は、よくも悪くも、意識したものに影響を受けます。意識したものというのは、すなわち、気にしたもの、自分のエネルギーフィールドの一部として取り入れたものです。

なので、人目を気にしている人というのは、人の影響を受けやすい人でもある、ということになります。

自分自身より、周囲の人たちにネガティブな意識がいっているために、その人たちの影響を受けて振り回されやすくなります。自分に意識がいっていない分、自分のエネルギーが希薄になっているので、軸がブレて不安定にもなりやすいです。また、自分のエネルギーフィールドの中に、たくさん人がいる状態なので、精神エネルギーを消耗して、疲れやすくもなります。

生きている以上、嫌なことや不快なことを避けて通すことはできません。ネガティブなものを一切取り入れないということは、現実逃避にもなってしまうし、第一、不可能だと思います。でも、私が信号待ちの車を気にしたように、不必要なものを気にして、自分の中に取り入れることは、エネルギーの無駄なので、避けられるものなら避けたほうがいいと思います。(^_^;)

どうせ、自分の中に取り入れるなら、できる限り、自分を元気にしてくれるものを選んでつながりたいものですね。

ちなみに、私は道を歩いているとき、咲いている花を気にして歩いています。いろいろな色に咲いている花は、私には光を放っているように思えて、とても魅きつけられます。花の色を意識して楽しみながら歩くと、花の持っている癒しのエネルギーを自分に取り入れることになるので、気分がよくなります。色によって、元気にしてくれるものや、静かに癒してくれるものがあり、花って、ほんとうに光のエネルギーなんだなあと思います。

今は、色々な花が咲いている季節なので、よかったら、花を気にしながら歩く散歩を、試してみてください。

                                                                                                                                                 (Chika)

 

 

 

 

 

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