いつ頃からだったか、はっきりとは覚えていませんが、太陽の光の輝きが、以前よりも質や量において、変化していると感じるようになりました。
私がまだアメリカのミネソタ州に住んでいた頃なので、多分、10年近く前かもしれません。
ミネソタ州はカナダに接する州で、北国なので、太陽の光も冬はとても弱いのです。
それでも、太陽の光の輝きがはっきりと増して、以前よりも強く美しくなっているように感じ、よく見とれていたのを思いだします。
詳しいことは知りませんが、実際、太陽の爆発現象(太陽フレア)が活発化しているようなので、光に異変が起こっていることは事実だと思います。
弱い光の下では、影もあいまいですが、強い光の下では、影もくっきり浮かび上がります。
社会や個人が抱えている問題に光が当たって、隠しようもなく表面化し、直面せざるを得ない時代になっているのだと思います。
台風が去って空が現れた後の光を反射するカテドラルクォーツ。
雨と風で清められ、塵やほこりなど余分なものを一掃した後の大気は、より純粋な太陽の光を通すので、反射する光もきれいなのだと思います。 (Chika)