盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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コールバーグの6段階の道徳レベル

コールバーグの6段階の道徳レベル

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社会・心理学者のコールバーグは、道徳や倫理の規範を、次の6つの段階に分けて考えました(Kohlberg’s six stages of morality)。 

正しい行いをする理由が

①罰を避けるため

②ご褒美をもらうため

③いい人だと思われたいから

④法律を信じているから

⑤社会の決まり事を信じているから

⑥自分の心に照らし合わせて、正しい・間違っていると感じるから

 

今の社会においては、子供のしつけや学校教育は、まだ①、②あたりが主流であり、大人になっても、社会はせいぜい⑤あたりまでを規範として動いているように思います。

私個人としては、法律よりも社会制裁よりも、自分の良心の方が怖いので、なるべく⑥を基準として生きたいなと思っています。

けれども、何が正しくて、何が間違っているとみなすかは、人によって違いますよね。

正解って、本当はないんだと思います。

カウンセリングをしていて、何かを質問したとき、たまに、正しい答えを言おうとして一生懸命になったり、間違った答えを言わないか心配して、口ごもってしまうクライアントさんがいらっしゃいます。

そういうとき、私は、

「思ったことをそのまま言っていいですよ。正しいとか間違っているとかないから。」

といいます。

なぜなら、その人がその時本当にそう思ったなら、その答えはその人にとって真実なのだから。

私がセラピストだからといって、私の言うことが、その人にとって正しいとは限らないのです。

ちなみに、カウンセリングのとき、私は誘導尋問をしないように、極力気を付けています。誘導尋問というのは、質問する際に、こちらが想定した正解にたどり着くよう、相手を導くことです。

私がなにかを質問するときは、通常、その人の中に何があるのか、純粋に知りたいと思ってしているので、こちらで答えをあらかじめ想定せず、白紙の状態でしています。

そのほうが、私の限られた思考に制限されたりせず、想定もしなかった役立つ情報が、クライアントさんの中から出てくることが多いのです。

話が少しそれましたが、もし、他の人を感心させたり、喜ばせたり、それが社会に受け入れられそうな無難な回答だから、というのを基準に答えを見つけるなら、それって、誰にとっての真実?と思います。

一人一人が、自分にとっての真実を追求して、自分の心が正しいと信じることを行っていくなら、自分以外の誰かの真実にしたがって生きる、一見楽だけど本当は苦しい生き方をせずに済むはず。そして、(今まで何度も歴史の上で繰り返されてきたように)人々が周りに流されて、社会が誤った方向にいってしまうことも、防げるんじゃないかな、と思います。                                                                                                                                                                                                                                             (Chika)                                                                              

 

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