「嫌いな人が多い」という人は、たいてい、深層心理で自分のことを嫌っています。
自分を受け入れておらず、拒絶しているのだけれど、その事実から目をそらそうとすると、周囲の人に投影してしまい、「この人、嫌いだ」となってしまうのです。
例え、環境を変えたり、縁を切ったりして、一人の「嫌いな人」から逃げても、次の「嫌いな人」にまた出会ってしまいます。自分を嫌悪している事実に気が付いて、そっちを変えてあげない限り、どこまでたってもイタチごっこになります。
他者は自分を映し出す白いスクリーンであり、外界は、自分の意識を映し出すホログラムです。
投影している他者や外界を変えようとするより、自分に内蔵されている映写機に書かれている情報を変えてあげたほうが手っ取り早いのです。
「自分はダメな人。嫌い。」という情報を、「ダメな自分なんて存在しない。どんな自分でも大事な存在として扱い、全面的に受け入れる。」という情報に書き換えてあげれば、無条件の愛が外の世界に映し出されて、嫌いな人は周囲から消え、周りから大切にされる自分を見出すでしょう。
