盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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望ましい判断と行動の育み方

望ましい判断と行動の育み方

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自分のとった行動が、良いのか悪いのか曖昧であると、自信を持って行動できません。
望ましい行動をとったら、必ず、「その行動で良いこと」を本人にわかるように伝えてあげましょう。
言葉が拙い子どもさんの場合は、ジェスチャーで、言葉がわかる子どもさんには、端的な言葉で伝えましょう。

望ましくない行動をとった時は、「何故、そのような行動をとったのか」を尋ね、本人の気持ちや考えを一度受け止めましょう。
その上で、小さい子どもさんの場合は、望ましい判断と行動を教えてあげましょう。
自分で考える力がある子どもさんの場合は、「他者の気持ちはどうだったのか」を考えられるよう問いかけをすると良いでしょう。

このような対応の積み重ねが、望ましい判断と行動を育て、社会のルールの大切さを身に付けていきます。

子どもには、「これくらいわかるだろう」という考えは通じません。また、どんなに簡単なことでも一度でわかることはないと心得た方が良いと思います。大人には当たり前のことでも、子どもにとっては、全てが初体験。常識も通じません。感情的にならずに、お手本を示して教えてあげましょう。

「良いことは良い、悪いことは悪い」ときちんと伝える親の姿勢は、子どもにとって、頼れる姿であり、信頼と尊敬を育んでいきます。

逆に、良いことをしても、悪いことをしても、親や周りの大人たちが無反応だと、子どもはとても不安になります。
どのように振舞ったらいいかわからなくなります。
2〜3歳くらいの知能になりますと、やってはいけないことがわかるようになってきます。
その時に親や周りの大人たちが注意しなければ、子どもは「何故、注意されないのか?」と混乱します。
「おそらく、良くないことをしていると思うのに、何も言われない。じゃあ、良くない行動をし続けていいのか?」
ここまでくると、混乱だけでなく不安も芽生えてきます。
このようなことが続くと、苛立ちを感じ、粗暴という形で表現してきます。
そして、親や周りの大人たちの言うことを聞かなくなったり、試すような行動をとったりします。

よく、「褒めて育てましょう」と言われますが、私は、「褒めて」というよりは、上記で述べたように、「良いことは良い、悪いことは悪い」ときちんと伝え、丁寧に教えていくことが大切だと思います。そして、当たり前のことですが、子どもがお手伝いをしてくれたら、「ありがとう、助かったよ。」と感謝の気持ちを伝え、嬉しかったら、「嬉しい」と表現すれば良いのだと思います。

「褒める」ことは、大切だと思いますが、これは、使い方が難しいものだと感じます。褒めすぎるとプレッシャーになったり、バカにしていると勘違いされたり、子どもの方が親に合わせてしまい、本来の自分を出せなくなったりと、様々な副作用があり、私個人としては、あまりお勧めしません。

「良いことは良い、悪いことは悪い」と伝え、出来たら笑顔でOKサイン。そんな子育てができたらいいなと思います。

                                                                                                                                    (佐々木智恵)

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