心理カウンセリングとは、訓練された専門家が、心理的なアプローチを用いて、心の不調や心理的不適応、行動障害などを、対話を通して治療することをいいます。ハミングバードのカウンセリングは、現在、日本でまだ一般的に行われている、単に心の内を打ち明けることによってすっきりするだけの、傾聴カウンセリングではありません。また、問題解決のためのアドバイスを与える場でもありません。
心理カウンセリングの目的は、突き詰めていえば「変容」です。今の行き詰った状況を変えたい、この心の苦しみを減らしたい、今の自分のあり方を変えたい、等、現状をよりよい状態に変化させるためのツールが、心理カウンセリングなのです。けれども、その変化は、セラピストが一方的に起こすものではなく、あくまでクライアント様ご自身が主体となって実現させるものであり、セラピストの役割は、それをサポートすることです。
私がセッションしていて、いつも感じるのは、問題の答えは、クライアント様ご自身の中にあるということです。私たちが人生の問題に直面するとき、その問題には何の意味があるのか、不調の原因はどこにあるのか、そして、どこをどう変えれば問題が解決するのか、その答えを、潜在意識の根底にある本質的な部分では、私たちは皆、既に知っています。そして、自分自身で自分の心の傷を癒す素晴らしい力も、私たち一人ひとりに既に備わっています。セラピストの仕事は、いわば、クライアント様がすでに持っている潜在能力を、表に引き出すサポートをすることです。
そのため、当セラピールームは、セラピストが指示的な態度をとることはありません。クライアント様お一人ひとりのペースを尊重し、無理に言いたくないことを言わせたり、させたくないことをさせたりすることもありません。
心理カウンセリングの過程では、来談者中心療法、認知行動療法、ゲシュタルト療法、マインドフルネス、弁証論的行動療法(DBT)、ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)、NLP、アートセラピー、イメージングなど、様々な心理療法の技術を、適宜、使用しますが、特に固定されたスタイルを取ることはありません。すべての人に効果がある万能の療法というのはなく、どの方法が適しているかというのは一人ひとり異なります。その方とって、どの手法が最適かを見極め、臨機応変に活用していきます。
