盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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良好な関係を築くためのコミュニケーション術

良好な関係を築くためのコミュニケーション術

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よく、雑談が苦手で、人とどう接していいかわかならいという人がいます。

人が信用できないと心を閉ざす人も少なからずいて、そういう人はたいてい雑談も苦手です。

ここでは、人といい関係を築くことができるようなコミュニケーションの取り方について、ご紹介します。

また、どうやって人を信頼すればいいかのヒントにもなるかと思います。ご参考になれば幸いです。

 

相関的な信頼関係を築く

 

どんな関係も、即座に相手を信頼して始まることはありません。信頼は、1回1回の交流を通して、少しずつ獲得していくものです。それは、共通の趣味や、互いを思いやるやりとり、協力、敬意、相手の話を聴いたり理解しようとする姿勢を通じて、相関的に、レンガを一つ一つ積み上げるように築いていくものです。相関とは、相手が与えるものに、心からの興味を抱くことを意味します。そうすれば、たとえあなたの人生に難しい人が出現したとしても、架け橋を築くことが可能です。もし、あなたの相関的な関わりに相手の反応が返ってこなかったら?―たとえそのときでも、あなたは、理解という親切な贈り物を相手に送ることができます。

 

どうやって

 

  1. 注意深く、敬意を持って話を聴く。目の前の相手に、完全で途切れのない注意を向ける。スマホやテレビなどのテクノロジーをわきに置き、そのほかの気を散らすものも避ける。
  2. 自分の予定はしばらく頭から話す。後でいつでももとの視点に戻っていいので、今はジャッジや個人的な偏見を手放し、自由でオープンになる。
  3. 姿勢や身振りもオープンにする。胸の前で腕を組んだりといった、防衛的なポーズをやめる。脅威を与えず、安心できるような身振りをする。適度に視線を合わせる。
  4. 好奇心を持つ。さえぎらないで、かつ、もっと知りたがる探偵のように、話を明らかにするような質問をする。
  5. 共感する。相手の立場に立ってみる。相手が経験したことを自分が経験したらどんな気がするか、感じてみる。
  6. 関心を示す。相手の考えや趣味、生活に積極的な興味を抱く

 

いつ

コミュニケーションスキルを高めたいとき、誰かと親しくなりたいとき、対人関係でもっと楽天的になりたいときに使いましょう。

 

 

 

参考文献: Altman, D. (2016). 101 Mindful Ways to Build Resilience: Cultivate Calm, Clarity, Optimism & Happiness Each Day. Eau Claire, WI. PESI Publishing and Media.

 

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