盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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自分を生きるということ

自分を生きるということ

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自分の「好き」ではなく、誰かの「好き」に従って生きていると、人は次第に無気力になります。

「私はこれが好き」「私はこうしたい」という自分の中の欲求は、自分の中の「愛」にアクセスすることでもあります。「愛」というのは、端的にいえば、何か好ましく思う気持ちです。

「愛」というのはエネルギー源であり、活力を与えてくれます。行動したり、外に向かって表現したり、何かを生み出したりする活力です。

ただ、何をしたいか、つまり、愛のエネルギーをどう使うか、それは人それぞれ違います。その人がもって生まれた才能や、今回の人生ではこれをしよう、と生まれる前に自分が決めた設計図によって、異なるものです。だからこそ、世界は多様性にあふれており、その多様性が調和することによりうまく成り立っているのです。

なので、自分の中の欲求を純粋な形で表現することは、自然にかなっており、それを妨害されると人は苦しくなります。

社会にうまく適応しようと思って、自ら、自分以外の「好き」「こうしたい」に自分を合わせる行為も、自分を苦しくしてしまい、活力を奪い、生き生きと生きることができなくなります。

誰かに好かれようとしてみんなに合わせていると、さほど嫌われないかもしれないけれど、すごく好かれることもないでしょう。

人に好かれようとして生きるのをやめて、自分の個性を自由に表現しながら生きると、すべての人に好かれることはないかもしれませんが、あなたの個性に魅かれ、あなたの価値観に共感できる人だけが集まってきます。その結果、一緒にいて心地いい、幸せだと、思える本当の仲間ができるものです。

どういう生き方をするかは、自分で選ぶことができます。

今、自分自身を生きていなくて苦しいと感じている人は、自分で何を選択しているか、ちょっと考えてみるのもいいかもしれません。                                          (Chika)

 

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