盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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04月

あやうさを生きよ

老子の言葉で、いいなと思うものを引用します。

 

生きるためには、

ものごとの根源に立ち返り、

自らを、そのあやうさにゆだねればよい。

確かなものにしがみつこうとするから、

確かなものに頼ろうとするから、

あなた不安になってしまう。

あなたには、そのあやうさを生きる力が、与えられるというのに。

「Tao 老子の教え」 安富歩  ディスカバートゥェンティワン社 より

 

 

不安症の人は、予測不可能のものを嫌い、確かなものを求め、必死になる傾向があります。

でも、すべてが変化して形を変えていくこの世界では、確かなもの、ずっと続くものなんて何もないわけです。

例外のないルールなんてない。

すべては固定ではなく、あいまいで、一時的なもの。

それなのに、確かなものにしがみついて、安心しようとすると、それが形を変えたり、それを失ったりしたとき、よりどころがなくなって、心のバランスを欠くわけです。

あいまいなもの、今すぐははっきりしないこと、予期したのと違うものに、私たちは耐えうるし、それを受け入れたほうがが、ストレスなく生きられる。

水のように柔軟であれば強いという、老子の教えは、とても的を得ていると思います。

心の安定を保つコツ

心が容易に動揺しやすく、自己コントロールが難しい人は、朝、1日を始める前と、夜、1日を終える前に、数分間でよいので、心の静かさを感じる時を持つとよいでしょう。

そうすることで、日中、より、心の安定を保つのが容易になってくるはずです。

その場合、頭であれこれ考えるのをやめ、何かするのもやめて、ただ、静かに在ることが大切で、それができるなら、座っていても、あおむけに寝ていてもかまいません。

座るなら、背筋をまっすぐにし、肩の力を抜いてください。そうすることで、背骨を通っているエネルギーの流れが良くなります。寝るなら、あおむけで、両足、両手を少開く、ヨガでいうところの死体のポーズがよいと思います。

心を落ち着かせる簡単な方法の1つとして、キャンドルに火をつけ、ゆらぐ炎を、ただじっと眺めるのもいいと思います。部屋を暗くすると、炎が際立って、集中しやすいでしょう。

火には、余分なものを焼いて消滅させる力があります。雑多な思考が多すぎて混乱しているようなときは、すっきりするかもしれません。しばらく炎を眺めているうちに、気持ちが静かに落ち着いてくるのを感じるでしょう。

よかったらやってみてください。