盛岡心理カウンセリング・ハミングバード

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11日

効果的なコミュニケーション:アイ・ステートメント

相手にこちらの要望をうまく伝えたい時に役立つコミュニケーションスキルの1つに、アイ・ステートメント(”I” statment)があります。こちらのニーズを伝えようとすると、相手とケンカになってしまいがちな方は、言葉の使い方をユー・ステートメント(”You” statement)からアイ・ステートメントに変えるだけで、コミュニケーションがよりスムーズになるはずです。

 

ユー・ステートメント(「あなたは」で始まる言い回し) 

例)「あなたは帰りが遅くなる時、連絡のひとつもくれない。(あなたは)本当に自分勝手な人ね。」

  • 相手の言動に焦点を当てているので、相手を非難するニュアンスになりやすい。
  • 相手を評価してレッテルを貼り、暗に「起こった状況や、自分が抱いた感情は相手の責任である」と示唆する。
  • 結果として、相手は防衛的になり、怒って反論したり、拒絶的になったり、はぐらかして逃げ出したりしやすくなる。

 

アイ・ステートメント(「私は」で始まる言い回し) 

「あなたが~するとき、私は~と感じる。」

 (状況の描写 )  (感情ワード)

例)「あなたが連絡なく遅く帰ってくると、私はとても心配。そういうときは電話してくれたら、(私は)うれしい。」   

  • 自分を主体にしているので、「あなたのことはわからないけれど。私はこう感じる/こう思う」と、相手の言動と自分の気持ちを切り離すニュアンスになり、相手は責められていると感じにくい。
  • 「あなた~だ」というユー・ステートメントは「いや、私は~ではない」と相手に反論の余地を与えるのに対し、「私はこう感じている」というユー・ステートメントは自分自身の感情について述べているため、相手に「いや、あなたはそう感じていない」と否定されにくい。
  • 自分の感情をストレートに伝えているので、相手に与える影響が大きく、その分、相手にメッセージを受け取ってもらえやすい。

 

<その他の例> 

ユー・ステートメント「あなたは本当にいい加減な人だ。毎回遅刻してきて、あなたにはいつもイライラさせられる。」

アイ・ステートメント「あなたが約束に遅れてくると、私は待ち疲れて腹が立つし、大事にされていないと感じてがっかりしてしまいま す。」

 

ユー・ステートメント「(あなたは)うるさい。声が大きい。静かにして。」

アイ・ステートメント「(私は)今、集中しているから、もう少し静かな声で話してくれたらうれしいな。」 

                                           (Chika)